結婚挨拶を切り出すベストなタイミングは?マナーや注意点も解説
結婚の挨拶は、お互いの家族に真剣な気持ちを伝える重要な機会です。この大切な機会をスムーズに進めるためには、適切なタイミング・マナーを守る必要があります。今回は結婚挨拶を切り出すベストなタイミングと、挨拶時のマナーや注意点について解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
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相手の親へはいつ挨拶するべき?
挨拶は、結婚を決めたらすぐに行いましょう。一般的には、先に男性が女性の両親に挨拶にいくとされています。しかし、現代では順番を重視しない傾向もあるため、お互いの両親の都合を考慮して、日程を決めても問題ないでしょう。
また、結婚を切り出す際は、歓談後15~30分程度を目安に、場の雰囲気が和やかになったタイミングで行うのがおすすめです。落ち着いて真摯に言葉を伝えられれば、印象も良くなるでしょう。
結婚挨拶を切り出す際のマナーと心得
結婚の挨拶の際は、最低限のマナーとして以下のポイントを心に留めておきましょう。
服装と持ち物
結婚挨拶の場には、フォーマルな服装が求められます。男性はダークスーツに白または淡色のシャツを選びネクタイを締めましょう。女性は、清楚な印象のワンピースやスーツがおすすめです。また、季節の和菓子やお茶などシンプルで小さな手土産の持参も忘れないよう、注意してください。
挨拶の言葉遣い
言葉遣いは、特に意識するべきポイントです。
- ご両親の呼び方
- 挨拶の言葉
この2点に関しては、間違ったマナーを覚えている人も少なくありません。尊敬語を使うことはもちろん、以下の注意点を参考にして挨拶に臨みましょう
ご両親の呼び方
初対面の場では、相手のご両親に対していきなり「お義父さん」「お義母さん」と呼ぶのは避けましょう。「〇〇さんのお父様、お母様」と正式な呼称を用いることが重要です。
挨拶の言葉
よく「娘さんを僕にください」といった言葉が例として用いられますが、これは相手の大切な子供を物として扱うような意味合いにも取れ、失礼にあたります。結婚の挨拶では、謙虚かつ明確に自分たちの意志を伝えることが大切です。よって、以下のような例文を使用すると良いでしょう。
「本日はお忙しい中、お時間を作っていただき、誠にありがとうございます。私たちは結婚を前提としたお付き合いをしており、お二人のご承諾をいただきたく、本日お伺いいたしました。」
相手の家族とのコミュニケーション
結婚の挨拶を前提とした訪問では、緊張もありますが相手の家族と積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。自分から話題を提供できなくても、相手の話をしっかり聞き、笑顔や相槌を忘れてはいけません。また、相手の兄弟姉妹が同席した場合は、ご両親と同じく、敬意をもって接しましょう。
結婚挨拶で避けるべきNG行動
以下の行動は、結婚の挨拶をする上で相手のご両親に不快な思いをさせる可能性があるため、絶対に避けましょう。
遅刻は厳禁
約束の日に遅刻は絶対に厳禁です。必ず時間に余裕を持った行動をしましょう。特に相手宅まで距離がある場合、車や公共交通機関トラブルも想定して早めに付くように心掛けてください。相手宅には約束の5分ほど前に着くのが理想です。
強引な日程調整は避ける
日程は、必ず相手のご両親の予定を考慮して決めましょう。自分が多忙であったとしても、こちら都合で強引に日程を調節してはいけません。相手に決めてもらうか、候補日をいくつか確保して、その中から選択してもらえるようにしましょう。
話題の選択に注意
政治や宗教などの、デリケートな話題は避けましょう。また、自分から話題を振るときは、「いつも〇〇さんの明るさに助けられていて」など、パートナーを立てる話題を取り込めると、好印象になります。
適切なタイミングと言葉で結婚挨拶を切り出そう
結婚挨拶は、相手の家族に対する敬意と真剣な気持ちを伝える大切な機会です。適切なタイミングで、心からの言葉を伝えることで、二人の新しい門出を祝福してもらいましょう。